大聖護国寺は、群馬県高崎市の西部に位置し、音羽護国寺の初代住職である亮賢僧正が江戸に上る前に住職(二十四世)を務めていたお寺です。平成二十七年は開山八百年にあたります。桂昌院様寄進の五大明王、不動三十六童子修復が現在進行中であります。
仏像41体・令和の大修復 ご支援のお願い
200年の時を経て
200年の時を超え発掘された41体の仏像。
大聖護国寺では、この仏像の修復を多くの方のご支援により進めております。
今から8年前、本堂納戸より手足がバラバラとなった仏像が発見されました。何杯もの茶箱に無造作に入れられた状態でどうすることもできず途方にくれていたところ、前橋出身の仏師に出会い、現在富山県井波「関侊雲仏所(せきこううんぶっしょ」にて修復が続けられています。これらの仏像は全て桂昌院(五代将軍綱吉公の母君)によって寄進された仏像でした。
手や足・頭部・腹部・破片などの数を調べたところ約2000パーツあり、夥しい数の部位を一尊々々組み立てるところから作業は始まりました。仏師と10人のお弟子さんが手分けして作業に当たり、一通りの組合せが分かるまでに約四ヶ月かかったと聞いています。
修復中の仏像の中から350年前の願い事が
修復事業を始めてから間も無くのこと、修復中の仏像の中からたくさんの古文書が発見されました。それは、桂昌院様の女中方がそれぞれの想いを和紙に認めた願文でした。
つまり願い事を仏様の中に託すことにより、その仏像は命を吹き込まれ信仰の対象になっていく、そんな性格を帯びた仏様だったのです。
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実際の願文(350年前)
現代の願いを仏像の中に
これを現代に焼き直し、現代の方々の願いを今回修復中の仏像の胎内に宿し、新たな令和時代の信仰対象を作り上げていく、そこに令和の大修復の意味があると思っております。
ぜひ、この修復の機会に願い事を仏像の中に納入しませんか。自身の「願い事」が入っている仏様は、自身の守り本尊となります。お参りの度に、ご自身の願い事が入っている童子様に手をお合わせ下さい。きっとお守りくださいます。
あなたの、ご家族の、ご友人の願いを託して
寄せ書きのように書いていただいても結構です。書式は自由です。
ご支援の流れ
お申し込み
(3,000円 or 10,000円)
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お寺より願い文を送付
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ご自宅にて願い文をお書き入れ
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お寺に返送
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仏像納入
納入後、住職のご祈願後、仕上げの工程に移ります
修復完成は令和11年頃を予定しております